

抜取り検査と全数検査【中国検品のポイント③】
検品の方法には大きく分けて「抜取り検査」と「全数検査」の二種類があります。 それぞれの検査手法を解説します。 ■抜取り検査 文字通りロット全体から一部を抜き取って検査を行います。 重要ポイントは「ロット全体の不良品バラツキを推測すること」であり、街頭アンケートなどで市場全体...
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検品会社の選び方【中国検品のポイント②】
第三者検品会社とは検品依頼者でも生産工場でもない第三者の立場で検品サービスを提供する会社のことです。 電子製品の検品の場合は検品員を工場に派遣して抜取り検査を行うのが一般的なサービス内容です。 最大のメリットは「客観的な立場で検品結果の合否判断ができる」こと…なのですが落と...
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設計委託は設計請負会社に出さない
中国には設計請負会社(ソリューション会社、デザインハウス)がたくさんあります。 しかし、日本から設計委託をする場合は直接彼らに発注を出すことは難しいでしょう。 まず、相手にされません。 設計請負会社の客は中国系貿易商社です。...
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確認作業を任せない
「念には念を」 そんな言葉から程遠いのが中国人の仕事です。 人に迷惑をかけたくないと考える日本人は、自分の仕事に間違いがないかしっかり確認します。間違いがあれば、関係者や顧客に迷惑がかかるからです。 一方、中国人は自分の仕事に対するプライドはありますが、他人への迷惑は考えま...
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徹夜作業でさようなら
新製品の初回生産は大変です。 トラブル、不具合、修正、リワークなどで納期に影響が出てしまう場合も珍しくありません。 だからといって、罪のない作業員に徹夜の作業をさせるのは危険です。 ある新製品の初回生産のとき、設計に問題があり組立作業が非常に困難なことがありました。...
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製品開発スケジュール【製品開発プロセス④】
量産に至るまでには、様々な検証段階とサンプルが必要になります。中国メーカー側のサンプル評価スケジュールは事前に把握しておく必要があります。 台湾系メーカーであれば、検証プロセスは細かく分かれており、以下のようになっているところが多いです。 1. ES(Engineering...
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「問題ない」は問題あり
中国語で「問題ない」は「メイウェンティー(没問題)」といいます。 この単語は中国出張でよく耳にするかと思います。エンジニアと技術的な話をしているときなど、よくこの返事が返ってきます。 しかし、このメイウェンティーは問題ありです。...
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中国で三現主義がたいせつなワケ
ものづくりの現場で「三現主義」はとても重要です。 三現主義とは「思い込みや勘違いを排除して、現場、現物、現実だけをもとに対処していく」という考え方です。 もともと、日本の製造現場で広まった考え方ですが、中国でのOEM/ODM製造でも重要な考え方です。...
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