

基板、半製品の保護【工場監査のポイント⑧】
裸の基板や、組立て途中の半製品を無造作に重ねたり、汚れやすい場所に置いたりしている工場は、ムダに不良品を作り出す可能性があるので、避けたほうがいいでしょう。 基板は部品のリード切断面が飛び出しているため、他の製品を傷つけやすい状態になっています。当然、基板を重ねたりす...
閲覧数:1,692回


生産設備機器【工場監査のポイント⑦ 】
生産設備機器の種類やその管理状態を確認することで、製品のつくりこみ品質レベルがわかるので、ぜひ確認しましょう。 たとえば、液晶パネル搭載品にも関わらず、クリーンルーム設備がなかったり、あっても空調管理がされていない場合は、パネル内にホコリが入ります。...
閲覧数:1,114回


検査設備冶具【工場監査のポイント⑥】
検査設備冶具がまったくない工場は、不良品の流出リスクがあります。 検査設備冶具がないと、検査精度は検査員の感覚だけが頼りになってしまいます。当然ながら、人によって判断基準が違ったり、体調に左右されたり、検査漏れがあったりと、安定した品質確保が難しく、不良品の流出リスク...
閲覧数:1,158回


作業環境【工場監査のポイント⑤】
組立作業に集中できる作業環境が整っていない工場は、品質が安定しない可能性があります。 作業環境とは、夏場のクーラー、ハンダ吸取り空調設備、十分な作業スペース、作業場周辺の整理整頓など、作業員の周りの設備環境のことを指します。...
閲覧数:1,223回


置場管理【工場監査のポイント④】
置場管理ができていない工場は、生産現場に優秀な管理者がおらず、現場の品質管理レベルが低いと考えていいでしょう。 置場管理とは、半製品、備品、工具、冶具などを決められた場所に置いて管理することをいいます。5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)の「整頓」にあたる、工場管理...
閲覧数:1,216回


生産管理表【工場監査のポイント③】
生産管理表がない工場は、納期遅延が多発する可能性があるので注意しましょう。 生産管理表とは、生産予定のスケジュール、予定数量、実績などをタイムリーに記入したものです。一般的には生産現場の目立つ場所にホワイトボードで大きく掲示されています。...
閲覧数:1,866回


作業指導書【工場監査のポイント②】
作業指導書がない工場は、ロット毎の不良率が大きく違ったり、特定ロットで大きな不具合が発生したりする可能性があります。 作業指導書とは、作業員ひとりひとりが行う作業を細かく記した資料のことです。一般的にはカラー印刷された状態で、各作業員の上に標示されています。...
閲覧数:1,712回


不良品識別管理【工場監査のポイント①】
不良品識別管理がしっかりできていない工場は、不良品流出の可能性が高いので要注意です。 不良品識別管理とは、不良品が良品と混在しないように、不良品置場に置いて明確に分ける管理方法のことです。 この不良品識別管理がしっかりできていないと、せっかく見つけた不良品が誤って良品...
閲覧数:4,906回