品質改善の話し合い【量産立ち上げプロセス②】
PP(プリプロダクション)で見つかった問題をどうやって解決するか、これも非常に難しいです。
なぜなら、PPの段階ではすでに量産用の部材はすべて揃っており、部品の改善などは廃棄となる場合があるからです。
廃棄品や再調達の費用は誰が負担するのか、など様々な問題が出てきます。
できれば、揃っている量産用部品を微調整するなどして対策するのが一番いいはずです。納期への影響も最小限に抑えられます。
このように、本量産に向けての具体的な対策方法も工場側としっかり話し合わないと、間違った対策をされたり、ごまかされたりします。
PPで問題の洗い出しができたら、その改善方法まで具体的にしっかり話し合うようにしましょう。